活動報告 / ACTIVITY REPORT

LGBTQ講演会を開催しました

2026年2月26日(木)に「教育現場で考えるLGBTQ」を開催しました。変化し続ける社会の中で、かつての”普通”や”常識”のままでは支援が届かない場面が生じている現状を踏まえ、研究教育活動における常識をアップデートし、不用意に人を傷つけない、誰もが安心して学ぶことができる環境づくりを目指す第一歩として本講演会は企画されました。

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講師には認定NPO法人ReBitの中島潤氏をお迎えし、大学でよくある困難として「授業中の呼称」「更衣室や体育での配慮」「グループ・部屋割り・合宿対応」「事務手続きでの氏名・性別欄」など具体的事例を交えた講演が行われました。2023年には「SOGI理解増進法」が成立しており、2020年に施行された「パワハラ防止法(改正労働施策総合推進法)」と合わせて押さえておくべきポイントが共有されました。 また、「相談窓口の明示」「性別や関係性を決めつけず、性別によって『○○すべき』と押しつけない表現(インクルーシブな表現)」「アウティング防止」「教職員間の共通指針づくり」など、すぐに実践できる項目が示されました。特に学生支援においては、制度や設備の整備だけでなく、一緒に考えてくれる人の存在が安心感につながることも強調されました。 参加した教職員(ハイブリッド含め30名強)は、「性のあり方は、本人から伝えられるまで分からないため、LGBTQの人が周囲にいないと思っているのは、知らないだけかもしれない」、この話は目の前の学生のことである、という意識をもって講演を拝聴することができました。本講演で学んだ内容は、今後の研究教育活動における大きな示唆を与えるものとなり、学生支援の在り方を更新し、さらには大学としての取り組みを継続・発展させていくことの重要性を再確認する機会となりました。

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